段取りと一手間が美味しさの違い

料理屋の料理と家庭の料理の大きな違いはなんでしょう?
一言で言ってしまえばかける手間の量だと思います。

しかし、ご家庭では料理人のように仕事ではありませんので、料理ばかりやっているわけには
いかずいろいろな合間をぬってやっている方が多くいらっしゃると思います。

でも、せっかく作るのですから出来れば美味しくできた方が良いですね。
しかも、手軽で早く何品もできたらそれに越したことはないと思いますので
どうしても時短などに視点が行ってしまいがちになります。

時短料理の利点は何と言っても早くできる点にありますが、それにはどうしても
”手抜き”が入ってしまうことが多くなります。

それでは、料理人はなぜ”時短料理”をしないのか?というと、時短では
どうしても手抜きをしなければいけませんのでそれでは食材の旨みを
最大限に引き出すことができないのを知っているからです。

上記の矛盾点を解消し、なるべく早く美味しくできる方法は
ないのでしょうか?

解決策としてとても大事なポイントは、料理を始める前の段取りでほぼ100%決まってしまい
早くも遅くもできてしまうということです。

以前にも書かせていただきましたが、私の場合普段は30分と決めて
3〜4品作り、時には煮物や煮魚も料理しますが時間内に終わらせます。
なぜ時間のかかりそうな料理も時間でできるのか?というと
それは、料理を始める前に(1〜2分考え)作れそうな料理を頭の中で段取りを組み
3、4品の料理を同時に進めて行きます。
さらに、料理と料理の合間を見つけて合わせ調味料を何種類も作り置きし
常時冷蔵庫にストックしておきます。
そうすることで、調味料を1回ずつ測る手間が省けますし、味見を何度もしなくて済み
味も安定し時間の短縮に繋がります。

教室でもよく合わせ調味料をご紹介させていただいておりますが、私はそれらを
作り置きしいろいろなものにアレンジして使っており、ここには”手をかけた時短”
をしております。
アレンジの仕方として例えば、”煮魚用合わせ調味料”とあっても、煮魚以外に生姜焼きや
治部煮、鍬焼きなどその他いろいろ使うことがでます。

また、どうしても時間をかけなければ美味しくならないもの、例えば”鯖味噌煮”
みたいなものは30分では無理ですので前日の料理をしている最中に次の日の分として
一緒に途中まで料理しておき、翌日仕上げるという感じにします。


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